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おしりたんてい|下品?この記事で印象が変わる!読解力・頭の回転を高めるおすすめ本!

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おしりたんてい|下品?まずは読んでみて!読解力・頭の回転を高めるおすすめ本!

「おしりたんてい」の口コミなどを見ていると、

下品だ!

教育に悪い!

など否定的な意見もあるようですが、その理由でこの本を読まないのはもったいない!

「おしり」、「おなら」などが前面に出ていて、大人から見ると「下品」と感じる部分があるかもしれませんが、これらの言葉は子供にとっては笑顔になれる"魔法の言葉"

もし「おしりたんてい」の本を子供に見せるか迷っている方がいたら、この記事をぜひ読んでみてください。

私の5歳の息子も夢中になって読んでいる本。この経験から分かったこの本の魅力を紹介していきます。

ナナイロゴリラ

大人の常識だけでは語れない部分がたくさんある本ですよー

「おしりたんてい」の基本情報|えほん、よみもの、コミック、アニメなど多数展開

おしりたんてい基本情報
「おしりたんてい」シリーズのえほん、よみもの、コミック

まずは、「おしりたんてい」の基本情報。

作・絵 トロル
出版社 ポプラ社

2012年に"えほん"の「おしりたんてい」が発売され、それがシリーズ化された後の2015年から"よみもの"の「おしりたんてい」が発売され、こちらもシリーズ化。

"えほん"が3歳くらいから、"よみもの"が6歳くらいから楽しめると公式サイトに書かれています。

「おしりたんてい」は、"えほん"や"よみもの"の他にいくつか派生してできた作品もあり、トロルさんが全て書いているわけではありません(出版社が違うものもあります)。

しかし、基本となる"えほん"と"よみもの"に関しては、絵も文章もトロルさん単独の著作物です。

後ほど記載しますが、出版物に関して先に知りたい方は、こちらからどうぞ。

その他、アニメも放送されており、えほんやよみものとは違うオリジナルストーリー(アニメコミックで出版もされてる)もあって、楽しみ方は色々。

「おしりたんてい」は、「フーム、においますね」、「しつれいこかせていただきます」、「ププッ」などの名セリフを言ったり、スイートポテトなど甘いもの大好きなキレ者が活躍する、何とも不思議なニオイをまとった物語なんです。

下品?教育に悪い?知育要素たっぷりな「おしりたんてい」の魅力やおすすめ点

チェックポイント

「おしりたんてい」は、「おしり」や「おなら」などの表現があり、「下品」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、子供にとってはそれらの言葉は笑顔になれる魔法の言葉。

自分たちの経験からも分かるように、大人になっても言い続けている言葉でもないので、このあたりは温かい目で見守っていれば大丈夫。

それよりも、興味を持って楽しく文章に触れられることの方が、何倍も大きなメリットになります。

「おしりたんてい」の読解力や頭の回転の向上にも期待できる点や、その他の魅力的な点をあげるとこんな感じ。

それぞれに関して少し説明しますね。

ページ数が適度

"えほん"が約30ページ、"よみもの"が約90ページと、ボリューム的に薄すぎず、厚すぎずという点でおすすめ。

薄すぎると、すぐに読み終わってしまい、お金を支払う親としてもフトコロ的に少し嬉しくないですよね。

逆に厚すぎると、子供の集中力も途切れがちになってしまい、子供の読解力向上につながりません。

"よみもの"の90ページというとそこそこの量な気もしますが、これはこの後に書く要素もあり、最後まで飽きずに集中して読んでいける仕組みになってます。ホント優秀な本!

頭を使う、知育(暗号、パズル、迷路、間違い探し、謎解き、おしりをさがせ)

これは「おしりたんてい」の醍醐味と言っても過言ではないですが、やはり楽しみながら頭を使える知育要素があるのがいい!

知育要素には、こんな種類があります。

楽しい知育要素がいっぱい

  • 暗号、謎解き
  • パズル
  • 迷路
  • 間違い探し
  • おしりをさがせ

子供にとって非常に見やすい絵で描かれているし、そんな絵を見ながら問題を解くのは、この上ない楽しみとなります。何と言っても集中力も増しますし。

何度も読み返せる要素がある

これは、先程書いた「頭を使う」に関係するのですが、一度読んだだけでは気づかない問題が結構あるんですよね。

そのため、子供はその問題を解きたくて、また読み返したりします。

しかも読み返す時、大人だとその関係部分だけを探して読むのですが、子供の場合は最初から読み直すことが多い!

このことで、より文章を理解できたり、また新しい言葉にも気づき、それを親に聞くことで自然と語彙力もついてきます。

ナナイロゴリラ

5歳の息子を見ていて感じたのですが、読解力や語彙力は確実に上がっています

おやくそくのセリフやシーン|ブラウンに注目!

「おしりたんてい」には、子供たちが期待する"おやくそく"が存在します。

その"おやくそく"とは、解決時に「しつれいこかせていただきます」という言葉からの「ブッ」や「ブフォォーッ」という擬音を伴って炸裂する必殺技!

このシーンだけ絵柄も劇画風(?)になり、口からおならのようなものを吹き出して犯人を撃退。

このことだけでも痛快で面白いのですが、実はここでもう一つの"おやくそく"が存在!

そのもう一つの"おやくそく"とは、この必殺技に対して助手のブラウンが何かしらの被害を絶対に受けるということ

この必殺技とともに描かれるブラウンのとばっちりシーン、子供にメッチャウケます。

「おしりたんてい」ってどの本が何歳から何歳までおすすめ?|本の種類と対象年齢

「おしりたんてい」の本の種類と対象年齢

それでは、最後におしりたんていの本の種類と対象年齢を紹介。

最初に書いておくと、「おしりたんてい」を読み始めるならば、対象年齢に合わせて"えほん"や"よみもの"から入るのがおすすめ

えほん|対象年齢:3歳〜5歳

"えほん"は、それぞれの絵の情報量も多く、子供が目をキラキラとさせてのめりこめるような絵本。

もちろん決め台詞もあって話自体も楽しめるし、表裏両方の表紙の裏まで楽しめる内容となってます。

対象年齢は3歳〜5歳。謎解きは3歳には難しいかもしれませんが、迷路などもあり十分読める内容です。

よみもの|対象年齢:6歳〜小学2年生

"よみもの"は、"えほん"よりもサイズが小さく、持ちやすい大きさになってます。

各ページの文章も適度な量で、非常に読み進めやすい!

ただし、新聞が描かれたページは、子供だけでなく大人にとってもかなりの文章量。

でも、この新聞のページは、ぜひとも頑張って読んでみてほしい!

話に関連する内容だけでなく、絵探しなどの問題も書かれていたりして、すごく楽しめる作りになってます。

ナナイロゴリラ

子供にとって新聞部分はややハードルが高そうだけど、読み始めたら楽しくなってきて、集中力や読解力アップにつながること間違いなし!

あと、カバーの裏にも絶対注目!ここにも楽しめる要素が散りばめられています。

"よみもの"の対象年齢は6歳から小学2年生

アニメコミック|対象年齢:4歳〜小学4年生

"アニメコミック"は、テレビアニメや映画の「おしりたんてい」のシーンを切り出してコミック(漫画)にした本で、"よみもの"などにはないオリジナルストーリー

もちろん謎解き要素や遊び要素もしっかりとあって、楽しめる内容となってます。

本によっても多少違いますが、対象年齢は、だいたい4歳〜小学4年生

小説|対象年齢:小学3年生〜小学6年生

"よみもの"よりも、もう少し上の年齢を対象にした小説も販売されています。

こちらは文章量もしっかりとあり、対象年齢は、小学3年生〜小学6年生

おしりダンディ ザ・ヤング|対象年齢:6歳〜

このシリーズはポプラ社ではなく、集英社から販売されており、最強ジャンプで連載されている漫画

主役は、「おしりダンディ」で、彼はなんと「おしりたんてい」の○○

"よみもの"の5巻「おしりたんてい いせきからのSOS」にも登場したりするので、ぜひ読んでみてください。

もちろん「おしりダンディ ザ・ヤング」にも、"謎解き"や"迷路"や"おしりさがし"もちゃんとあります。


と、「おしりたんてい」の本に関してあげましたが、「おしりたんてい」を読み始めるには、"えほん"や"よみもの"から入るのがおすすめ

その後で"アニメコミック"や"小説"や"おしりダンディシリーズ"に進むのが、「おしりたんてい」をより楽しめる順番かな。

また、これ以外にもゲームブックやシールブックなど販売されているので、興味のある方はチェックしてみてください。

「おしりたんてい」のまとめ

「おしりたんてい」には、見た目なども関係して「下品だ」や「教育に悪い」などの意見も見受けられますが、読んでみるときっと印象が変わる良書です。

子供が興味をもって楽しく文章にふれられることのできる本であり、読解力や頭の回転の向上にもつながります。

ぜひとも手にとってみて欲しいおすすめ本です!

今回の本もそうですが、子供にとって読解力や探究心をあげることが色んな状況で役に立ちます。

もし興味のある方は、こちらの記事も併せて読んでみてください。

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  • この記事を書いた人

ナナイロゴリラ

★旧帝大の情報系の学科を院卒 ★大学は3年で卒業し、飛び級で大学院に入学 ★社会人としては半導体開発、メーカー、センサー開発などを経験 ★筆者の経験を通して小さい頃からプログラミング的思考をつけていく方法を紹介 ✓情報デバイスで本を読もう! ✓情報デバイスで学習してみよう! ✓情報デバイスでゲームをしてみよう!

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